お待たせしました!竹紙を開発した中越パルプ工業によるオリジナルカレンダー「日本の彩」シリーズの2015年版が入荷しました。
昨年に引き続き、日本の竹だけを原料にした「竹紙100ホワイト」を使用しています。
真っすぐ上に伸びる竹は縁起物。新年を迎えるのに、これ以上ふさわしいカレンダーはありませんね!
アートディレクター高岡一弥さんによる企画制作で、毎年趣向を変えながら和の美しさや四季彩々を表現している“名シリーズ”。今年のテーマは日本の型紙・小紋柄です。型紙は、優れた絵師、道具師、型彫師、染師の手により独特の美しい意匠を生み出してきました。江戸時代に発達した小紋柄は、その精微さと文様の多様性によって、世界に類をみない極小な文様美の宝庫となっています。ここに表現された小紋柄は、伊勢型紙の見本帳として草木染めによってつくられたものです。モダンで優しい四季彩々を楽しめるデザインとしています。
2014年版は、第65回全国カレンダー展で金賞と日本商工会議所会頭賞を受賞。また、過去にドイツ国際カレンダー展で銅賞を2回受賞するなど、内外で高い評価を得ています。
文具専門店「伊東屋」で販売されていますが、「竹紙ラボ」でも限定20部を販売します。
高岡一弥(たかおか かずや)
1945年、京都府生まれ。アートディレクター。数々のグラフィックデザインと広告を手がける。出版では『千年』(毎日新聞社)で講談社出版文化賞、『和の菓子』(ピエ・ブックス)でグルマンベストデザイン賞、雑誌責任編集『活人』(毎日新聞社)。映像展『彼方へ』『エイズ東京エキシビジョン』等、イベントを主催。日本グラフィックデザイン展金賞、全国カレンダー展内閣総理大臣賞、ADC賞受賞。